2012年2月8日水曜日

うれしいこと

今日はちょっといいことがありました。


久しぶりに行った職場でお客さんが来ました。その人たちは刑務所のオフィサー。


大豆を次のシーズンから配属先の農地で土地をかりて始めるとのこと。刑務所≠農業、だったので「なぜ農業?」ときいてみた。刑務所に収容されている人たちは学校をドロップアウトしてきた人たちで刑務所を出た後職につけずまた犯罪を犯してしまう。なので手に技術をつけるため刑務所では家具を作るグループ、細かい籠などを作るグループ、農業のグループなどを作っている。囚人は全員で300人だが今後100人のグループを作り大豆をやっていこうという。たくさん野菜がある中で大豆を選んだのはなぜか気になり「なんで大豆なんですか?」ときいてみた。「野菜を育てたいと思っていたんだが大豆はとても栄養豊富だし、あとこの絵をみるまで知らなかったが大豆はいろんな商品になるのを知った。だから大豆にしようと思ったんだ。」


オフィスに貼ってあるだいぶ前に作った大豆製品の図。これが彼らの大豆にしようと思ったきっかけになったのかと思うとうれしかった。



そのうち刑務所にいって大豆の紹介をしに行く約束をしました。過去に罪を犯してしまった人たちが退所後も仕事がないからまた罪を犯してしまうようなことがないよう、大豆で将来は明るいと思いながら刑務所を後にしてほしい。大豆の可能性をまた感じた日でした。