2011年9月6日火曜日

農家はもう卒業したい

私の配属先はMigori townから7、8㎞のLichotaってところにあります。
そこまでは毎日matatu stageまで25分歩き、そこでmatatuに乗ります。
matatuといっても乗り合いタクシーです。見た目はふつうだよ。
ただ乗る人数が、前席:4人、後ろ座席:4人、たまに荷物入れのとこに1人。
その人数になるまで出発してくれません。
なのでラッキーだったら20分くらいで出発、アンラッキーだったら1時間まち。
マイナーな路線だからなんでしょうね・・・
最初は遅刻する~って焦ってたりしてたけど、今は本読んだり、
暇を持て余しているケニア人の話や運賃の駆け引きに付き合ったりして時間をつぶします。

だいたい8時半~9時の間につき、そこから農家に変身!
配属先はすんごい面積の土地を持っていて、そこで野菜、ネリカ米、酪農をしています。
農家さんたちが働きに来ていて、午前中は彼らの手伝いをしています。
大豆の豆たたき、畑を耕したり、野菜の葉っぱの剪定?、種まきなど。
農家育ちの私にとって慣れたもの。
午後はご飯を食べさせてもらいにご近所さんちに行ったり、子供と遊んだり、オフィスで自習したり。
基本スタッフ含めみなさん忙しく農業されてます。
オフィスといっても机とイスが2組あるだけで書類といったものはゼロ!
午後はみんなどこか畑か家かどっかに行ってて(広すぎていつどこへ行くのか不明)、私一人でオフィスにいます。
天井が穴あいててコウモリがすんでてそのフンの臭さの中一人・・・
勉強できてうれしい・・・けどやっぱりフィールドに出たい!
忙しい上司をつかまえて、ほぼ毎日気持ちを伝えるんですが「外は歩いたら危険だ。
バイクは禁止されているから自動車しかない。そのうち買うといってるからそれまで待って」という。
一番の問題はやはり乗り物なのです。

タウンに私の配属先と提携している大豆農業組合のようなオフィスがあり、
大豆を農家に広めていくという私がここで求められている要請内容とがっちり同じ活動をしています。
以前そこのchair manともお会いし、農家とのミーティングを始め色んな活動に関わってほしいと言われていて、
ぜひまた行きたいと思っていた。ただ、何度か上司に行きたいんですと言っても「今度それ含め活動について話し合おう」といわれたが話し合えず。できる同僚から「プロジェクトはどうなってるの?」と聞かれ、やばい!ここで農家やっててる場合じゃないと思いもう一度話し合おうと決心。

「こうこうで~その組合に週3くらい通って色々勉強させてほしい!」
しかし上司「いや、待ってみよう」
「えええええ・・・・」
いつも待ち姿勢の上司。何を待つのか。いつも色々はぐらかしてくる。

他の協力隊の先輩方からはとりあえず最初は何でもやることだよ。掃除とか書類整理とか。人間関係を知ることから始めてたよ。というアドバイスを頂いてた。のんびり構えてたほうがいいのかな・・・・そのうち誰かが車をくれて~ってそんなことあるかぁぁぁ~ちょっと考えればちょっと勇気を出せばできることはたくさんある。行動あるのみです。