2011年9月28日水曜日

突撃!村訪問

今日の帰り道おじさんに「Are you British?」と声をかけられた。
イギリス人は初めてのパターン。てか、目大丈夫・・・?

住んでると色んな風に声をかけられます。
第一位:Chinese
第二位:ching chong chang(ケニア人には中国人がチンチョンチャンとしゃべっているように聞こえるから)
第三位:Japanese,Korean
少数:Filipino
レア:European、British
たまにChina!って言ってくる人がいますけど、もはや国名!そんな時は完全無視。
やっぱり日本人って言われるとうれしい。近くに住む子供たちは私を見ると「ジャパニーズ!ジャパニーズ!」とずーっと言ってきます。かわいい・・・


さて、今日と昨日は連続で配属先にいってきました。昨日は大豆を植えていて手に豆ができてしまいました。実家が農家なためクワを使うのは慣れているのでケニア人のおばちゃんから「Unajua kazi(仕事知ってるね)」とほめられちゃったりして。やってるときは腰が痛いんだけど集中できる仕事があるって最高^^
今日も手伝いに行こうと思ってまずオフィスに行ったら、ペンキがいっぱい。どうやらやっと私の家の改装が始まるみたいで、今のタウン生活に満足している私にとって(え、本当・・・)っていう残念な表情が隠し切れなかった。正直タウンに住みたい。だって配属先の周りは店が一つもない、電気もない、人もそんなにいない、水は井戸ポンプまで汲みに行かないといけない。それを覚悟して来たけど、タウンの生活に慣れてしまった今は・・・友達もできたし。

左半分が私の家になる予定。
現在は窓が割れ、天井に穴があき、どこよりもコウモリのフンくさい

オフィス。本当になにもないんです。
午後はここで一人ごはん食べたり何かしてます。
ここもコウモリのフンくさい

タウンのほうが仕事があるのでもしかしたら申請できるかも?っていう段階だったので、残念な気持ちのまま畑に行きました。で、近道しようと思ったらまさかの迷子。ここほんま広すぎ!気持ちのいい天気だったのでこのまま日向ぼっこでもしようかと思ったけど、いやいやダメだろうと思い、歩く。そしたら向こうのほうに家がぽつぽつ見えた。わらと土でできた伝統的な家。子供が何人か小さく見える。楽しそう!と思い行ってみました。




そしたらおばあちゃんが枝でかごを編んでいて、器用なことするな~と感心。完成版をみたら枝で全体を編んで周りに牛のフンで固めていた。子供たちはみんな恥ずかしがって遠くから私を見るのみ。英語ができる人がいたので村の調査をしてみた。子供は下痢とかしてない?楽しいと思うときってどんなとき?水のこと、お金はどうやって手に入れているのかなど。

別れた後、近くに学校があるというので行ってみることに。200mって聞いたのに全然ちがった。途中道がわからなくなったので人に聞くと連れて行ってくれることに。1㎞くらいのとこにあり、生徒数500人のまぁまぁ大きな学校。小さい生徒はporridgeという穀類の粉と水を混ぜたおかゆみたいなのを飲んでいた。私も飲ませてもらうと、味のないおかゆ。でもいける。先生たちに挨拶してると一人の先生が「今授業で日本の漁業についてやってるから授業をしてくれないか」というまさかの無茶ぶり。でも楽しそうなので「いいよー」と30分ほどしました。日本にはどんな魚がいて釣り方はどうだっていう説明をした後、先生や生徒から「漁業は日本の社会にどういう影響があるの」というざっくりした質問から「日本は戦後どうやって独立したの」という難しい質問までいろいろあり、ほぼ自分の個人的な意見で答えた。ただ最低だったのが日本の人口を聞かれ3億人とウソを言ってしまいました。すいません(笑)勉強します。


全校生徒にさよならをし、帰っているとおばちゃんに家寄っていきなよーって言われ、チャイと蒸したさつまいも頂き今日はお昼ご飯もってきてなかったのでラッキー!お腹がすいたらお昼時にそこらへん歩いてたらごはんもらえるので田舎のいいところ。今日は朝のショックから一人勝手な行動をしてしまったけど、ここで住むのも村落らしくていいかもなぁと少し思えるようになった。